CPAC2018に参加してきました。

8月30日、31日に北京で開催されたCPAC(China Patent Annual Conference)に我々、梶・須原特許事務所の中国事業部も出展してまいりました。

弊所ではCPACの前身であるPIAC(Patent Information Annual Conference)に、2012年初めて視察を兼ねて参加して以来、1年おきに出展をしています。今回は3回目の出展で、前回は2016年です。

2012年に開催されたPIACでは、参加者の人数も現在よりはるかに少なく、出展している企業も多くがデータベース関連、特許調査関連、出版関連の企業・団体でした。特許事務所は北京の大手特許事務所が数件出展しているのみでした。

今回のCPACでは、これらの企業・団体に加えて、中国内外の特許事務所の出展も増え、その他特許翻訳、翻訳支援ソフト、年金管理、等に関連する企業・団体の出展も数多く見受けられました。

中国における知的財産の市場が、形作られていっている過程が見れて非常に興味深いです。

今年はブースを出すだけではなく、Workshopも行いました。大会前夜には、チーム全員がホテルの一室に集合し夜中の1時過ぎまで、Workshopのリハーサルを行うなど念入りな準備をして大会に挑みました。

ところが、予定していたWorkshopでは、マイクが用意されておらず、声が届きにくい環境でマイク無しでWorkshopを行わなければなりませんでした。しかし弊所のプレゼンター(2名)が会議場の前と中央に分かれて話すなど工夫を凝らしたおかげで、無事にWorkshopを成功させることができました。

今回の大会はその他にも、突然会場が変更になったり、事前に発送していた荷物が前日になっても届いていなかったりと様々な想定外の困難に遭遇しました。しかし、チーム全体が優れた連携プレーを発揮し、また周りの方からご協力を頂いたおかげで、無事実りの多い大会とすることができました。

大変だった分、大会を終えた後の充実感はひとしおです。私にとっては、思い出に残る数日間となりました。

事務所内外でご協力、ご支援頂いた方々には心から感謝を申します。

中国事業部:糸目 慈樹

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