特許事務所に限った話ではありませんが、我々は日々パソコンを使用して様々な文書を作成したり、データを管理したり、翻訳をしたりします。パソコンとインターネットが無ければ我々の仕事が立ち行かなくなると言っても過言ではありません。
しかし、我々のような仕事をしている企業で、わざわざパソコンの使い方について特別な研修や指導をしているところは余りありません。現代では、「パソコンは使えて当たり前!」が前提になっているからです。パソコン以外にも覚えることが山ほどあります。
しかし、パソコンに非常に習熟した人もいれば、初歩的な使い方でとどまってる人もいることも事実です。後者の場合、効率的な使い方を教えてもらう機会に恵まれなかったというケースも多くあります。
例えば、文字のコピー&ペーストを、マウスで右クリック、「コピー」又は「貼り付け」を選択して行う人も少なくありません。同じ作業を、キーボードのショートカットキー(Ctrl + c ⇒コピー、Ctrl + v ⇒貼り付け)を使えば、キーボードから手を離すこと無く行なえます。仮に、文字を打ちながら、何度もコピー&ペーストを繰り返す必要がある作業では、どちらが楽かは言わずもがなです。
ただ、これによってどれだけの効果がえられるかというと、
- 普段行ってるコピー&ペーストの作業が、ほんの少し早くなり、
- 面倒くさいコピー&ペーストの繰り返し作業が、ほんの少し楽になります。
そう、得られる効果は「ほんの少し」だけなんです。
しかし、この「ほんの少し」を幾つも積み上げていけば全体的にパソコンでの作業スピードが早くなり、作業そのものが楽になります。同じ作業を少しでも楽にできればちょっと嬉しいですよね。覚えることは以下のたった二つのキー操作です。
- Ctrl + c (コピー)、
- Ctrl + v (貼り付け)
覚えるのに1分もかかりません。
慣れてくれば、頭ではなくて指が動きを記憶して再現してくれます。
その頃には、別のショートカットキーを覚えればいいのです。
更に作業が「ほんの少し」楽になります。
以降、このブログを通じて、ショートカットキーのような簡単なものから、マクロの使い方等のように少し高度な技も含めて、パソコンでの作業が「ほんの少し」楽になる様々な方法を紹介していきたいと思います。
皆さんの日々の業務の中で少しでもお役に立つ情報があれば幸いです。
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